VEGETABLE PAPER

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食の不便益をテーマに究極の不利と行き着く便利を考えた食のコンセプトデザイン。 この課題をこなすにあたり自身の中で3つの目標を設定した。1つはグラフィックとして自分の好きを詰め込むこと。 2つはアナログな未来を描くこと。3つはサブスクリプションの要素を持たせること。それぞれに固執した意味はないが、 上記3点をテーマとして与えられているもの以外に組み込んだ。
未来はシンプルに研ぎ澄まされていくのか、はたまた雑多に異種混合していくのか。 今回は物理的に簡素でミニマルになったものの規格としては混在された未来を想定し、野菜の究極の形を提案する。

About it

未来の野菜の形。「タグ型野菜」
Think simple に基づき世界のあらゆるデザインがシンプルに向 かって加速する中、食の形態もまたその影響を受けるものの一つであ る。いくらI o T が活性化しソフトウェアベースの社会に移り変わろう とも、製造、保管、輸送、これら全ての物理的な限界が近い将来起こ りうる。 そんな中、食に起こりうる形態変化は軽量化、薄型化、簡素化などこ れまでハードウェアデバイスにおいて社会が切磋琢磨行ってきたこと だ。 自動運転の電気自動車が普及していく未来、人間を介した運転は珍し く趣味となる。それと同じくして、現在の食の「美味しさ」すなわち、 「味」「見た目」「香り」など美味に関する五感の全てが嗜好となる未来、 シンプルに研ぎ澄まされた食はどのようになるか。

Caption

期   間:2018.11 - 2019.01 (2months)
担   当:企画、デザイン
種   別:食、野菜、タグ、サブスクリプション
使用ツール:Photoshop , Illustrator

紙状になった未来の野菜の形

例えば、野菜は究極的には食感、本来の形、匂いが簡素化され、 紙のような形状となる。テーマカラーのみが名残りであり、識別タグでしか違いがわからない。これが一般流通の形となる。 最低限の味と栄養は保証されている。本来の食感や生の野菜が食べたい場合は、識別タグを端末で読み取り、課金する必要がある。